石破総理大臣は18日に「コメは買ったことがない」と発言した江藤農林水産大臣を、21日に更迭しました。

全国的にコメの高騰など、コメを巡る政策が課題となるなかでの発言と更迭について、青森県民からは「辞めるのは当然」という声が聞かれました。

江藤農水大臣は21日、石破総理に辞表を提出して受理されました。

江藤大臣は18日の講演でコメに関し、自分自身は「買ったことがない」などと発言していました。

江藤農水大臣
「私はコメは買ったことがありません。正直言って。支援者の方々たくさんコメを下さるので」

コメを巡っては、価格の高騰に伴う生活負担の増加が課題となるなか、国会でも不適切な発言と批判が起きていました。

県民は
「言いすぎだね。(辞任は)当然」

「大臣の資格はないと思った。石破総理がなぜ決断しないのかびっくりしていた」

「買ったことないより、売るほどあるという発言に腹が立っている。(後任の小泉進次郎氏は)はっきりものを言うし、政策もしっかりしているので私は大賛成」

「(コメを)買えない人がいるのに安易な発言はよくないと思う。(次の大臣には)ちゃんと責任もってやってほしい」

2024年10月の石破内閣発足後、衆議院議員選挙の落選者を除いて閣僚の辞任は初めてで、政権運営への打撃となります。