何度も救急搬送「ラケットはもう置いていた」
新型コロナウイルスに感染した後、後遺症からか大会中に体調不良に襲われ救急車で運ばれるということが続きました。去年アメリカの大学へ入学しましたが、日常生活でも再びコロナの後遺症で倒れ、帰国を余儀なくされました。


(心央選手)
「テニスをするのも怖くなって、寝たきりでしたね」
Q.ラケットを置こうと思った時もあった?
「もう置いていました」
体調不良に悩まされる中、一度はテニスをやめることも考えた心央選手。帰国後はプレーヤーとしての活動から距離を置き、キックボクシングに取り組んだり、ジュニア選手のレッスンなどをしていました。

そんな日々を送る中、再びテニスの道へと戻るきっかけの一つとなったのが、小さい頃から常に隣にいた姉の愛央選手でした。