新茶の摘み取りが終盤を迎える中、県内で今年収穫した新茶が塩田知事に贈られました。

(県茶業会議所 柚木弘文会頭)「どうぞご賞味いただければ」

県茶業会議所の柚木弘文会頭などが今月15日、県庁を訪れ、塩田知事に今年、収穫したばかりの新茶を贈りました。

お茶のいれ方や知識を競う県内イベント「T1グランプリ」で2連覇を果たした和田小学校5年の豊留旭くんが、南九州市で収穫された「さえみどり」を振る舞いました。

(T1グランプリ2連覇 豊留旭くん)「どうぞお召しあがりください」

(塩田知事)「すぐ飲んでいいの?おいしい」

(県茶業会議所 柚木弘文会頭)「急須で飲む習慣を再度構築していかないと、ペットボトルでは上質なお茶の流通が滞る可能性がある」

今年の取引価格は昨年度、県内の荒茶生産量が日本一になったことなどを受け、前の年のおよそ4割増しで推移しているということです。