先週から活動が活発化している桜島では20日夜一時、連続噴火が発生しました。それ以降、噴火や爆発はありませんが、山体の膨脹は続いていて、気象台は注意を呼びかけています。きょう・あすの降灰予報は画像で掲載しています。

こちらは現在の桜島の様子です。火口は雲に覆われています。

気象台によりますと、桜島では今月12日から山体の膨張が続いていて、20日午後7時45分には、南岳山頂火口で、連続噴火が発生し、およそ50分後に停止しました。

20日夜の連続噴火から、21日午前11時半までに、噴火や爆発は発生していませんが、気象台は「山体の膨張は解消されていない」として、引き続き、多量の降灰を伴う噴火に注意するよう呼びかけています。

気象台は噴火警戒レベル3の入山規制を継続中で、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。