手元にも「ひとり1個」の明かりを 

1個だけでは足りない! 

災害時に備えて懐中電灯などを用意している家庭は多いと思いますが、夜間の停電時など、明かりが1個しかないと誰かが移動するときにリビングは真っ暗!なんてことになります。
「最低でもひとり1個」、できれば自宅の安全スペースにあると安心です。

いろいろな明かり!


ヘッドライト
移動・作業向き
両手が空き、片付けがしやすい


電気ランタン
室内向き
照射範囲が広く、倒れても安全
遠くを照らすには向いていない


燃料ランタン
屋外向き
ガス、ガソリンなどを利用して長時間点灯
火の取り扱い、使用場所に注意


懐中電灯
携帯向き
遠距離照射タイプや防水タイプあり
両手を使うのが難しくなる


ペンライトや光るアクセサリーなど
室内向き
意外に役に立つのが光るおもちゃ
どんなものでもいいので
明かりはたくさんあるほうが安心

備えるポイント!

・まずは、暗闇を経験して避難をイメージしてみましょう!
 いざというとき焦らず行動ができるようになります
・どこにどのような明かりがあれば便利なのかを考える!
・見つけやすい保管場所で家族全員が把握する!
 トイレやリビングなど定位置を決めておく
・ヘッドライトや懐中電灯は枕元に!



プラス・アドバイス!

予備の電池などを備えることも忘れずに!
避難経路がわかりやすくなるよう反射テープをドアノブなどに貼っておこう!


アドバイザー

アベナオミ
(イラストレーター)


宮城県在住 1歳児育児中に東日本大震災を経験、防災士資格を取得。子育てママの視点で衣食住「インドア防災」を発信。