青森県の十和田湖畔にある宿泊施設が「子どもたちの遊び場がない」という地域の課題を解決しようと老朽化し、廃屋となっていた施設の一部を改装し、キッズスペースを作りました。

キッズスペースは約330平方メートルで、子どもたちの遊ぶ様子を親が見渡せるようなつくりになっています。

不用品置場にもなっていた老朽化した旧館を解体・改装し、一部の費用に国の補助金とクラウドファンディングを活用してできました。

十和田湖畔桜楽 桜庭 匠 代表取締役
「十和田湖は自然に恵まれたきれいな場所ですが、一方で冬や雨の日に遊ぶ場所がないのが課題でした」

子どもたちが遊べるキッズスペースができるのは、十和田湖周辺の地域では初めてで、6月上旬からは宿泊者以外の一般利用も始まる予定です。

利用した子どもは
「友達や弟とボールとかボルダリングで遊びました。広くて楽しかったです」

保護者は
「子どもを連れていると、ずっと見ていなければならないというのがあるので、子どもも遊べて、親もゆっくりできるのは、この場所にすごく適している」

今回できたキッズスペースは、地域の子どもたちの新たな遊び場・交流の場として賑わいそうです。