第一工科大学と肝付町が、宇宙分野の発展を目指して連携協定を結びました。
20日は鹿児島県庁で協定の締結式がありました。内之浦宇宙空間観測所がある肝付町は、JAXAとの交流会などを通じて「宇宙人材の教育拠点」を推進しています。
これまで全国3つの大学と協定を結んでいましたが、今回、県内では初めて霧島市の第一工科大学と結びました。大学教員が肝付町の子どもたちに宇宙教育を行うことなどが盛り込まれています。
(第一工科大学・都築明寿香学長)「肝付町、鹿児島県と連携しつつ、宇宙産業の教育人材の育成に関わることを楽しみにしている」
第一工科大学は、来年4月に鹿児島市に鹿児島中央キャンパスを開校します。工学部4学科のうち「情報・AI・データサイエンス学科」の拠点を移し、ドローンや衛星データを使って鹿児島の農業や防災を学ぶ「宇宙データサイエンス分野」を加えます。