九州南部が今月16日に梅雨入りしたのに続き、奄美地方も19日に梅雨入りしました。本格的な雨の時期に備え、鹿児島県は20日から防災点検を始めました。
県は5月の第4週を「県民防災週間」と定め、毎年この時期に県下一斉の防災点検を行っています。
鹿児島地域振興局は20日、鹿児島市や日置市など5か所を自治体の担当者や住民らと共に点検しました。

日置市では、市の担当者から吹上町の永吉ダムで放水するタイミングや、ハザードマップをもとに危険な場所について説明がありました。また、がけ崩れ防止のため整備を進めている現場の進捗状況を確認しました。
(鹿児島地域振興局・南靖子局長)「地域の危険か所の点検とか、避難誘導・経路について確認を事前にして、早め早めに備えていただきたい」
防災点検は今月29日まで県内各地で行われます。