青森県の陸上自衛隊八戸駐屯地で、3月に配備された新しい対空誘導弾の火入れ式が行われました。
新しく配備された対空誘導弾の火入れ式では、射撃準備を行うための車両や発射装置、それに、射撃用レーダを搭載した車両の動きを関係者に初めて公開しました。
陸上自衛隊八戸駐屯地 奥田嘉夫 1等陸佐
「防衛力の抜本的強化が令和9年(2027年)の目標にされることになりました。従来われわれは改良ホークを装備していましたが、それよりも格段に防空能力が向上したということで、さまざまな脅威に対して、柔軟に対応できるというところが期待できる」
この対空誘導弾は、発射装置や射撃用レーダといった複数のシステムにより迎撃するものです。
八戸駐屯地では有事に備えて、システムの訓練を積み重ねることにしています。