北アルプスの槍ヶ岳に登ったドイツ人の男性が20日、滑落して足にけがをして救助されました。

救助されたのは、ドイツ国籍の51歳の無職の男性です。

松本警察署によりますと、男性は、20日午前、槍ヶ岳からの下山中に標高およそ2900メートル付近で滑落して、右足にけがをし、近くの山小屋を通じて救助を求めていました。

北アルプス南部地区の山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動して、午前10時半ごろに男性を救助し、近くの山小屋に収容しました。

男性は、18日に2人パーティーで上高地から入山していました。