というのも…

今年の高校総体は3月に日本一になった59kg級ではなく、階級を1つ下げて55kg級に出場します。その階級には、世界大会で銀メダルを獲得した強力なライバルがいるのです。

それが、宮城県農業高校の佐藤和花(さとう わか)選手。3月の全国大会で階級は川瀨選手の方が上であるにも関わらず、トータルの記録は佐藤選手が27kgも上回っています。

(左)佐藤和花選手 (右)川瀨かつら選手

しかし、川瀨選手はこの階級での勝負を選びました。

川瀨選手「自分の体重にあった階級で上位を狙いたいと思ったからです」

だからこそ、己との戦いに必ず勝ち、自己ベストの更新を狙います。

川瀨選手「まずは170kgをトータルで上げたい。スナッチで74kg、クリーン&ジャークで96kgを目指したいと思います」

熊本県高校総体は5月30日(金)開幕。開会式では、川瀨選手が選手宣誓を務めます。ウエイトリフティングは、6月1日(日)に八代農業高校で行われる予定です。