鹿児島地方気象台は、奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。奄美地方が九州南部より遅く梅雨入りするのは71年ぶりです。

鹿児島地方気象台によりますと、19日の奄美地方は雨やくもりとなっていて、向こう1週間も前線や湿った空気の影響でくもりや雨の日が多くなる見込みです。

このため、気象台は19日、「奄美地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より7日遅く、去年より2日早い梅雨入りとなります。

九州南部は16日に全国で最も早く梅雨入りしており、奄美地方が九州南部より遅く梅雨入りするのは71年ぶりです。

(奄美市民)「うっとうしいですよね、洗濯物は乾かないし」

(奄美市民)「田んぼの水が干上がって、ひび割れしていた。だから恵みの雨」

(龍郷町民)「(備えは)家の周りの水はけ。あとは保存のきく食品の買いだめ」

(奄美市民)「ポータブル電源を使用していて、停電が多いというところではそういったもので備えている」

奄美地方の平年の梅雨明けは6月29日ごろです。