根羽村の特別養護老人ホームを運営している社会福祉法人が、介護報酬およそ2700万円を不正に受給したとして村が今後、返還を求める方針であることがわかりました。

不正受給は愛知県の社会福祉法人「愛知慈恵会」が運営している「ねばねの里なごみ」で、村が1月に定期指導に入った際、発覚したものです。

村によりますと、愛知慈恵会は、おととし9月から去年12月までの間、常勤のケアマネージャーがいるように装って、村に対して介護報酬およそ2700万円を不正に請求していました。

村の調査に対して愛知慈恵会は不正を認め「施設と連携不足だった」と説明しているということです。

村では今後、不正受給分について返還を求める方針です。