ハマスがアメリカ国籍兵士を解放 人質解放後も止まぬ攻撃
パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスは、2025年5月12日、 拘束していたアメリカ国籍を持つイスラエル軍の兵士1人を解放。

約1年半ぶりに 家族との再会を果たしました。
ハマスとしては、トランプ氏の中東歴訪前にアメリカ国籍の人質を解放することで、トランプ氏に対し、停戦に向けたイスラエルへの働きかけを促す思惑もあったとみられますが…
イスラエル軍は人質解放の翌日、 ガザ南部の病院を空爆したのです。

爆風が起き、一瞬、何も見えなくなった後、炎の上がった地面が陥没します。逃げ惑う人々の姿も…

トランプ氏の中東歴訪中にも、ガザ全土が攻撃され、13日~15日の3日間だけで118人が死亡。
さらにイスラエル軍は、トランプ氏が中東歴訪を終えた16日には、軍事作戦のさらなる拡大を発表。17日までの2日間に少なくとも262人が死亡しました。