4月に長野県北部で最大震度5弱を観測した地震で、日本を訪れていた外国人の多くが情報が足りないと感じていたことが分かりました。
調査は松本大学の入江さやか教授と学生が、地震があった翌日の4月19日に、JR松本駅前で外国人30人から聞き取りをしたものです。

回答した人のうち60%が生まれてから一度も地震を経験したことがなく、57%が「地震が続くのではないかと不安になった」と答えました。
「スマートフォンやパソコンで地震に関する情報を多言語で提供してほしい」と答えた人は73%にのぼり、適切な情報提供や避難誘導の必要性が浮き彫りになりました。
