2月に発生した大船渡市の大規模山林火災で住宅が被災した人のために整備された応急仮設住宅の入居が17日、始まりました。

入居が始まったのは県が大船渡市に整備する2か所の応急仮設住宅のうち赤崎町の旧蛸ノ浦小学校のグラウンドに整備された蛸ノ浦仮設住宅です。17日は午前8時半から住民らが玄関のカギを開けて、避難所で使っていた段ボールベッドや布団などを仮設住宅に運び込みました。

(入居した人は)
「やっとまた一歩進んだかなという気持ちになりました。畑のタマネギとか海だったらウニとか今から開くので少しずつ進んでいきたい」

7戸整備された蛸ノ浦仮設住宅には20人ほどが住みます。また、旧綾里中学校グラウンドに整備される仮設住宅は今月24日に入居開始予定です。