岩手県内でインフルエンザの患者数が急増しています。
平均の患者数が注意報の基準値である10人を超えたことから5日、県が流行注意報を発表しました。
特に中部、奥州、一関の保健所管内では警報レベルを超えています。
10月27日から11月2日までの1週間に報告のあった県内1定点医療機関あたりのインフルエンザの患者数の平均は、前の週から3倍近くに急増し、17.67人となりました。
2月5日以来9か月ぶりに10人を超え、流行注意報が出されました。
保健所別にみると、一関の46人が最も高く、中部、奥州とともに警報レベルの30人を超えました。

また、伝染性紅斑「リンゴ病」の1定点医療機関あたりの患者数の平均は1.11人で3週間ぶりに1.0を超え、特に一関保健所管内が7.5と高くなっています。
県感染症情報センターは、インフルエンザの流行について2024年より1か月ほど早く流行入りしていて、ワクチン接種を検討してほしいと話しています。














