外国人を対象に、岡山県瀬戸内市内を巡るバスツアーが今月行われました。訪れたのは、地元の寺や博物館、駄菓子店、それにハンセン病療養所です。観光を楽しんでもらいながら、ハンセン病の人権侵害の歴史に関心を持ってもらうのが狙いで、その先に見据えるのは「療養所の世界遺産登録」です。
外国からの旅行者に瀬戸内市の魅力を深く知ってもらいたい

(刀を切る様子)
この寺で体験したのは模造刀による試し切りです。

(参加した人)
「楽しかった。すばらしい体験だった。初めてだったので興奮した」

日本刀を専門とする博物館では。

「こちらは16世紀に作られた刀。こちらは19世紀に作られた刀」

鎌倉時代から現在までに作られた約40振を見学しました。


(参加した人)
「初めて見ました。とても美しい」

さらに、駄菓子を販売する店にも…。

(参加した人)
「たくさん買いました」

瀬戸内市観光協会などが、外国人を対象に試験的に行ったバスツアー。今後本格的に実施するため反応を確かめようというもので、岡山県に住む10人が参加しました。