宮城大学の大和キャンパスでは、すずめ踊りサークル「娘(こ)すずめ。」のメンバー64人が学生らの前で演舞を披露しました。

このサークルは17日と18日に開催される仙台・青葉まつりで、西公園などで6回にわたり、演舞を披露することになっています。

学生「すごくかわいくて、宮城大のシンボルみたいな感じでいいと思った」
「普段の生活とがらっと印象が異なり、かっこいいと思った」
娘すずめ。組頭・戸田瑠南(とだ・るな)さん
「1か月近く全員で練習し続けて、みなさんに良い演武を届けられたと思う。大学生の祭連なので、当日はフレッシュさをアピールしていけたら」

41回目となる仙台・青葉まつりは、仙台市役所の建て替え工事などでメイン会場が勾当台公園市民広場から西公園に変更されます。

16日も作業員らが会場設営などの準備に追われていました。
高橋未来記者
「勾当台公園に整備された仮設広場も17日開幕の青葉まつりから利用が始まります」

勾当台公園の再整備に伴い、勾当台公園いこいの広場には仮設広場が作られました。

仙台・青葉まつりから利用が始まり、当日は舞台踊りなどが披露されます。
会場で準備が進められる中、仙台市青葉区のアーケードには市内の企業や団体が製作した12基の山鉾が姿を現しました。

市内に本社があるアイリスオーヤマが制作した「五穀豊穣山鉾(ごこくほうじょうやまぼこ)」は精米事業に力を入れていることから、屋根に米俵が置かれるなど稲作文化が表現されています。

この山鉾は、2年をかけて作ることになっていて、2026年は塗装を施すため白木の状態を見られるのは今回だけです。

仙台・青葉まつりは17日と18日開催され、すずめ踊りに133団体、約3800人が参加します。

協賛会は2024年の93万人と同じくらいかそれ以上の来場者を見込んでいます。
仙台・青葉まつりの開催に伴い、仙台市中心部では交通規制が行われます。
17日の宵まつりでは、正午から午後8時半まで定禅寺通のせんだいメディアテーク前から東二番丁通の間、それに晩翠通から東二丁町通の間などが通行止めとなります。

18日の本まつりでは、最も早い、定禅寺通で午前11時から午後4時半までの間通行止めとなるほか、東二番丁通、広瀬通、青葉通などの一部が通行止めとなります。
