野沢温泉村がふるさと納税の返礼品としていたアスパラガスに、隣の飯山市で栽培されたものが混ざっていたことが分かりました。

野沢温泉村によりますと、今月13日に生産者から、農地が飯山市にあると申し出があったということです。

返礼品のアスパラを生産している村内の6軒のうち4軒は、飯山市に農地があり、昨年度までの8年分で産地が混在していました。

農地は「重地原(じゅうじはら)地区」と呼ばれる飯山市との境にあり、境界が複雑になっていることから農道の管理や補助金の給付などは村が行っていて、生産者も職員も村内の農地と認識していたということです。

村は、アスパラを返礼品とする寄付について、今年度いっぱい新規の受付を停止するとしています。