14日夜、弘前市では夏の風物詩「宵宮」が開かれました。これから迎える本格的な夏を前に、浴衣を来た親子連れなどで賑わいを見せました。

弘前市西茂森にある「観音山普門院(かんのんざんふもんいん)」は、地元の人には「山観(やまかん)」の愛称で親しまれていて、旧暦4月17日に毎年、宵宮が開かれます。

市内や周辺の市町村では、最も早く開かれる宵宮です。

15店ほどの露店が立ち並ぶなか、浴衣姿で訪れた子どもや親子連れなどが、「射的」や「輪投げ」などを楽しんでいました。

訪れた人は(子ども)
「輪投げして遊びました」
Q.何回目でとれましたか?
「最後の4回目でとれました。うれしかった」
「色んな屋台があって、まわれて楽しい」

訪れた人は(女性)
「小さいころからよく来ていたので、懐かしいのと夏だというのを感じますね」

弘前市では、10月10日までの間に75の神社や寺などで宵宮が開かれる予定です。