アユ漁の解禁を前に豊漁を祈願する「金鮎祭」が15日、防府天満宮(山口県防府市)で行われました。


「金鮎祭」は菅原道真公が国家の安泰と産業の発展を祈って、家宝の「黄金の鮎」12匹を周防の国司に託したことが始まりとされ、毎年5月15日に行われます。

佐波川でとれた若アユ12匹が奉納され、関係者が玉串をささげて今シーズンの豊漁と漁の安全を祈願しました。

佐波川漁業協同組合 板垣幸男 組合長
「事故のないように安全に釣ってもらえれば組合としては幸いです」

佐波川漁協では毎年、2.1トンの稚アユを佐波川に放流しています。

アユ漁は、県内ほとんどの河川で来月1日に解禁されます。