会期中ディナーを振る舞うホテルも「バラ会議」に備える

「バラ会議」の会場の一つが「福山ニューキャッスルホテル」です。会期最終日のディナーで振る舞う料理を手がけます。7品のフルコースをおよそ350人分、用意する予定です。

福山ニューキャッスルホテル 星本敏男 総料理長
「福山に来ていただいて、福山を食べていただくような、そういうイメージができるような食材を中心に選んでいきました」

福山が生産量・日本一を誇る「クワイ」は、揚げたときのホクホク感や見た目のかわいらしさを楽しんでほしいといいます。新市町のアスパラガス、神辺町のタマネギ、福山の沖合で取れたタイなど、福山を堪能できる食材が用意されます。国際会議ではメニューづくりにも多様性が必要です。

福山ニューキャッスルホテル 星本敏男 総料理長
「ビーガンやベジタリアン、ハラルの対応というところで、そういう食材のレパートリーも少ないので、もっと増やしていかないといけないなと思う」

こちらの宴会場は「講義」の会場にもなります。

福山ニューキャッスルホテル 竹尾尚幸 副総支配人
「今は会場の仕様とは違いますが、スクリーンに向かってイスを700席並べてご出席の方に聴講していただくようになっております」

ハラルに詳しい企業に学ぶなど企業間の連携が深まったと言います。

福山ニューキャッスルホテル 竹尾尚幸 副総支配人
「お互いの長所と補えるところが明確になりましたので、これからも頻繁に情報交換しながら取り組んでいくことが、福山市にいらっしゃるお客さまにとって、一番最高のおもてなしになると考えています」