■「“心のシャッター”が下りてしまう時もありました」

オリンピック3大会連続でメダルを獲得するなど、日本卓球界をけん引してきた石川。2年前に現役を引退後は、未経験のスポーツに挑戦したり料理教室に通ったり、現役時代はできなかったことを楽しんでいるという。

今ハマっているものの一つがドラマ「やまとなでしこ」(2000年)だそう。林が「なでしこファッションを目指しているんですか?」と尋ねると「家の中でいろいろ着てファッションショーをして…。やってます、楽しく」と告白。「(ドラマの)ファッションを真似して表参道を歩くっていう、それを“やまとなでしこごっこ”って名付けてやっています」と楽しそうに語る姿からも、日々の充実ぶりがうかがえる。

番組ではさらに、先輩であり現役時代のライバルでもあった平野早矢香もリモートで登場。平野からは「ネイルサロンを教えてもらったり、プレゼントもすごくおしゃれで」「(石川は)面食いだと思います」と、知られざるプライベートエピソードも続々と飛び出した。

パリオリンピックでは現地で中継キャスターを務め、中国語も駆使して行った的確なインタビューに絶賛の声が上がった。その反響は「パリ五輪で最も印象に残ったキャスター/アナウンサーランキング」で1位に輝いたほど。

選手にインタビューをする際は、自分が選手だった当時の経験を参考にしたという。林が「ご自身が選手だった時に『何でそんなこと聞くの?』と思われたこともたくさんあったんじゃないですか?」と尋ねると、石川は「確かに“心のシャッター”が下りてしまう時はたまにありましたけど、そういうインタビューをたくさん経験させてもらった中で、それをすごく参考にさせてもらったりはしましたね」と、選手に寄り添うインタビューの秘訣を告白。選手時代に答えにくい質問を受けた時の心境を“心のシャッターが下りる”と表現した石川に、レギュラー陣からも「素敵な表現!」の声が上がった。