バレーボール男子日本代表の合宿3日目が14日に行われ、広島サンダーズの新井雄大(26)、三輪大将(25)、髙木啓士郎(23)の3人が合流。この日の練習はブロックマシンを使い、それぞれのトスの高さなどの感触を確かめ2時間ほどで終了した。
代表初選出のメンバーはそれぞれ高みを目指し、練習に取り組んでいる。大学時代はミドルブロッカーで、プロ1年目はオポジットを経験し現在はアウトサイドヒッターに転向した日本製鉄堺ブレイザーズの安井恒介(24)。初選出に「ビックリしたが、一つの目標にしていたので嬉しかった」と話す。武器はパンチ力のある攻撃。
また身長182cmのセッター今橋祐希(24、東京GB)は「初招集はシンプル嬉しい、招集されたからには出来る限りのことをやって、大会に出たい。武器はいろんな攻撃を使えているところ」と練習後に語った。
ミドルブロッカーの伊藤吏玖(23、東京GB)は「初招集の時は自分でも信じていないほど驚いたけど、レベルの高いところで経験を積めて嬉しい。3日目だが充実感があふれている」。武器はサーブとクイック。
男子代表は6月7日まで都内の味の素ナショナルトレーニングセンター合宿を行い、6月11日に、ネーションズリーグ初戦(対中国)を迎える。
ネーションズリーグは複数国で開催され、男子日本代表は第1週を中国、第2週をブルガリア、第3週を千葉で戦う。
※写真は安井恒介選手