桜島は15日午前11時までに3回噴火し、いずれも噴煙の高さが1000メートルを超えました。
気象台によりますと桜島は15日、午前7時8分に噴火し、噴煙が火口から1000mの高さまで上がりました。
また午前10時14分と10時45分に噴火し、噴煙がそれぞれ1100mと1300mまで上がりました。
午前10時45分の噴火は現在も継続していて、11時15分には噴煙の高さが火口から1700mまで上がっています。
いずれも南岳山頂火口からの噴火で、噴煙の量は中量です。噴煙は南東の垂水市方向に流れています。
気象台によりますと桜島では、12日から山体膨張を示す地殻変動が観測されています。
山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、桜島を中心に多量の降灰を伴う可能性があるとしています。
桜島のきょうの降灰予報は画像で掲載しています。