南日本新聞の購読料が、来月からおよそ6年ぶりに値上げされることになりました。月額が3400円から税込4000円になります。
南日本新聞は、鹿児島県内を中心におよそ22万部発行しています。
14日の紙面で、来月から朝刊は税込み150円から200円に、1か月購読料は3400円から4000円に値上げすると明らかにしました。値上げは2019年5月以来、およそ6年ぶりです。
南日本新聞社は値上げの理由について、エネルギー価格や紙・インクの高騰、最低賃金の上昇などを上げています。
数年前から全国紙などが値上げに踏み切る中、経費削減に努めてきたということですが、今回値上げを決めました。値上げ幅600円は、51年前と並び最大です。
南日本新聞社は「読者に負担をおかけするのは誠に心苦しいが、地元紙としての使命を果たすべく、紙面の充実をはかっていきます」としています。