アメリカとの関係が悪化している南米コロンビアが、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に参加しました。中国としては、これを機に南米での影響力拡大を狙いたい考えです。
中国国営の新華社通信によると、コロンビアのペトロ大統領は14日、北京で習近平国家主席と会談し、一帯一路協定を締結しました。
習主席は「コロンビアが一帯一路の共同建設に正式参加したのを機に、両国の協力関係を強化すべきだ」として、コロンビア製品の輸入拡大や中国企業による投資を促進する考えを示しました。
これに対し、ペトロ大統領は「インフラ建設、AI=人工知能といった分野での協力を拡大するべきだ」と応じたほか、アメリカのトランプ政権を念頭に「一部の国による利益至上主義のやり方は世界にとって利益にならない」と批判しました。
コロンビアはトランプ政権が進める不法移民の強制送還を一時拒否するなど、アメリカとの関係が悪化しています。
中国としては、これを機に南米での影響力を拡大させ、アメリカに対抗していきたい狙いがあります。
注目の記事
柏崎刈羽原発 再稼働容認へ…花角新潟県知事が繰り返す『信を問う』姿勢に“変遷”は「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません」

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新たな画像 NASAが複数公開「知的生命体の関与」は否定

「家族がクマに襲われた。血が出ている」クマが突如 頭上の木の上から…顔咬まれた女性は家に駆けこみ…

あま~い誘惑…「別腹」の正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい気持ちに打ち勝つには?医師が解説

【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】









