仙台・青葉まつりが、5月17日から始まるのを前に、仙台市中心部の商店街に「山鉾」が展示されています。
2025年は、30年ぶりに新たな山鉾も登場し市民の目を引いています。

仙台市青葉区のアーケードに展示されているのは、政宗公山鉾や恵比寿山鉾など、市内の企業や団体が制作した12基の山鉾です。

5月10日から展示が始まり、14日も街行く人たちが、写真を撮るなどして楽しんでいました。
街の人:
「迫力ありますね。すごいと思いました」

仙台市内に本社があるアイリスオーヤマは、2025年に製作した「五穀豊穣山鉾」です。精米事業に力を入れていることから、屋根に米俵が置かれるなど稲作文化が表現されています。

高橋未来記者:
「新たに制作されたこちらの山鉾。今年限定で白木の状態を見ることができます」

この山鉾は、2年をかけて作ることになっていて、2026年は塗装を施すため、白木の状態を見られるのは、2025年限定です。

街の人:
「白木でやるのが、今年だけだと書いていたので、(写真を)撮った」

仙台・青葉まつりは、5月17日と18日の2日間で、18日には、山鉾が市内を練り歩く時代絵巻巡行が行われます。