今年3月の有効求人倍率は1.31倍で、1年ぶりに1.3倍を上回りました。
福島労働局によりますと、仕事を求めている人、1人に対して企業から何人の求人があるかを示す今年3月の福島県内の有効求人倍率は、1.31倍で、前の月よりも0.05ポイント高くなりました。
有効求人倍率は52か月連続で1.2倍を上回っていて、1.3倍を上回ったのは、去年3月以来1年ぶりです。
職種別では、警備員など「保安」が6.14倍、「建設等」が4.30倍などと求人数が求職者数を上回っている一方「事務」や「運搬清掃等」は下回っています。
福島労働局は、今後の見通しについて、「物価上昇やアメリカの関税政策などが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。