”命を守る訓練”では合言葉も

2018年 北九州市 不審者対応訓練

こちらは北九州市の小学校で2018年に実施された不審者対応訓練の様子です。

校内放送「緊急放送。大きなハチが玄関に出ました」

「大きなハチ」は不審者を意味する合言葉で、校内放送で危険を知らせると児童たちは窓やドアを施錠し、教職員に誘導されながら体育館に移動していました。

西花畑小学校でも、児童たちを素早く安全な場所に避難させたり、「さすまた」を使って教職員が不審者を取り押さえたりする不審者対応訓練を年に1回、実施しています。

西花畑小学校 森藤葉子 校長「避難訓練のことを”命を守る訓練”と言っているんですけれども、自分で考えて、どうやって動くかっていうところも含めて徹底していきたい。緊急放送といいましても子供たちが不安にならないように気をつけないといけなかったり、特に不審者と思われる人たちにも刺激を与えないような言葉は気をつけて使うようにしている」