「節約しても限界」困窮家庭 コメ高騰で家計圧迫

よこすかなかながや 和田信一 理事長
「お米はここにストックしてあるが、(残り)5kgが5つ。5世帯にしか配れない。うちは今35軒に配達しているんですけど」

横須賀市にある子ども食堂では、週に1度、困窮家庭への食料支援を行っています。いま、一番欲しいと言われるのが...

よこすかなかながや 和田 理事長
「『お米がほしい』とたくさん声をかけられるが、全然まかないきれない」

6人家族の母
「これが(米)10kgの残り。これで1週間もつかな」
「麦をまぜて炊いたりとか、結構節約しているんですけど、限界ですかね」

子ども2人を育てるシングルマザー
「(米の価格)ちょっと上がるではなく、倍。結構厳しい」
「(米が)気軽に買えなくなっちゃって...」

闘病しながら、小学6年と3年の2人の子どもを育てるシングルマザー。フルタイムでは働けず、週2回レジ打ちのパートをしながら暮らしています。

子ども2人を育てるシングルマザー
「(子どもが)生まれた時から、部屋の中が電車だらけ。(乗り物好きは)遺伝なのか、環境なのか」

子どもたちのために、“米を節約”する工夫をしています。

子ども2人を育てるシングルマザー
「子どもが食べるのを優先。自分の食事を減らして1日2食に」
「明日子どもの遠足で、『おにぎりがいい』と言っている。お米がないのは困っちゃう」