総務省の竹内芳明事務次官が12日、仙台で講演し、インターネット上のトラブルや被害が急増する中、国民の情報リテラシーを高めていく必要があると呼びかけました。

総務省 竹内芳明事務次官:
「有名人の偽広告は被害額、被害件数ともに増えている。非常に深刻な問題となっている」

総務省の竹内事務次官は12日、仙台で開かれた情報通信の講演会で講師を務めました。

この中で有名人の名前を悪用したうその広告やSNS型投資詐欺の被害が急増していると述べ、正しい情報かどうか判別する力=情報リテラシーを、国民一人ひとりが高めえていく必要があると呼びかけました。

この講演会は、情報通信政策の最新動向を学ぼうと毎年開かれていて、12日は、放送事業者やIT企業などから100人余りが参加しました。