広島の平和公園で見つかったオオサンショウウオが全国的な話題となる中、岡山でも…きのう、津山市の川でオオサンショウウオが堰の段差に引っかかり動けなくなっているのを住民が発見しました。体が水から出ている状態で、「このままでは危ない」と市の職員が駆けつけました。
■散歩途中にオオサンショウウオ発見
(発見者)
「えーっと思いました。ビックリしましたこんなところに…と思いましたね」
津山市を流れる吉井川水系の皿川(さらがわ)です。
(発見者)
「泡が立ってるところ、あのあたりです」
きのうの朝8時ごろ地元の住民が散歩の途中で発見したのが、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオです。世界最大の両生類で「半分に裂いても生きている」との言い伝えからハンザキとも呼ばれています。

(発見者)
「半分あがったんですけど、足が短いからよう乗り越えられずに…」
堰の段差に引っかかり動けなくなってしまったようです。
(地元の人)
「干からびてしまう。背中が、背中が干からびてしまう」
乾燥に弱いため「このままでは危ない」と発見した住民らは津山市に連絡をとり、すぐさま専門の職員が派遣されました。
