コロナ禍に落ち込んだ旅行需要を回復するために宮崎県が独自で実施した「ジモ・ミヤ・タビ」キャンペーンは、県内を旅行したときに、1人一泊あたり最大5000円の割り引き、2000円のクーポンも付与されました。
このクーポンを不正に入手して換金したとして、詐欺の罪で起訴されている男女3人の初公判が宮崎地裁で開かれました。
起訴されているのは、いずれも宮崎市に住む会社役員の佐藤朋広(61歳)被告、団体職員の高原香織被告(46歳)、それに、東京都の村上浩一被告(50歳)の3人です。
起訴状などによりますと、3人は2022年、佐藤被告が経営する宿泊施設に、高原被告が宿泊したかのように装って「ジモ・ミヤ・タビクーポン」を不正に入手。宿泊助成金を含むおよそ34万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。
また、村上被告と高原被告は、不正入手したクーポン3000枚を村上被告が経営する運転代行でクーポンを利用したかのように装い、300万円をだましとった詐欺の罪にも問われています。
宮崎地裁で開かれた12日の初公判で、3人はそれぞれ、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
村上被告はほかにも、不正入手したクーポンを換金し、およそ500万円をだまし取った罪でも起訴されていて、検察は3人が別の詐欺事件にも関与したとして、さらに追起訴する予定だということです。
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