自民党の西田参院議員がひめゆりの塔の展示をめぐる発言を謝罪・撤回したものの、「発言自体は間違っていなかった」との考えを示したことについて、県内の教育関係者から反発の声があがっています。
自民党の西田昌司参院議員はひめゆりの塔をめぐる一連の発言について撤回し謝罪しましたが、沖縄の戦後教育が「むちゃくちゃ」だとする自らの主張は「事実だ」として撤回していません。
――― “謝罪・撤回” 会見(9日)―――
記者 沖縄の場合には地上戦の解釈を含めてかなりむちゃくちゃな教育のされ方をしてますねというご発言がありましたけども、この点に関しては撤回・謝罪はない?
西田議員 「それはしませんね」
記者 訂正というのは、“ひめゆりの塔にそういった資料があった” ということを訂正した?
西田議員 「違いますね。そこの発言を、あそこのシンポジウムでね、言うべきでなかったと、そういうことです」
記者 ひめゆりに触れるべきではない、ということを言いたい?
西田議員 「そういうことです」