■警察官本人の安全意識も確認

警察官は災害の発生時に安全確認の他、住民の救助活動も行います。

危険な状況下で対応に当たる場合もあり、去年7月の記録的な大雨による災害では、警察官2人が川からあふれた水に流され死亡しました。

その後県警ではそれまで数に限りがあったライフジャケットやヘルメットの配備を進め、現在は現場の警察官全員にいきわたる数が準備されています。

今回はこうした装備の着用方法などの確認が行われ、警察官本人の安全に対する意識についても確認が行われました。

新庄警察署 藤田賢史 警備課長「若手は力が強いですし、立ち上がりが良いですので、すぐ現場に行けるというところを期待しています。常日頃から装備資機材等を準備してすぐに行けるという体制を取っていきたいと考えています」

梅雨や台風などで水害が起きる可能性が高まる時期を前に、県警では訓練を重ね、さらなる救助能力の向上に努めていくとしています。