こうのとりのゆりかご開設18年に思うこと

3歳で預けられた宮津航一さん(21)「こうのとりのゆりかごがあったおかげで命が救われて、私は今この場に立っている」

慈恵病院に「こうのとりのゆりかご」が開設されて5月10日で18年になりました。

この日、こうのとりのゆりかごに預けられた中で唯一、実名を明かしている熊本市の大学生、宮津航一(みやつこういち)さん(21)が、熊本市内の保育園で講演し、保護者たちに命や家族の大切さを語りました。

東京の賛育会病院でも「ベビーバスケット」と名付けたいわゆる赤ちゃんポストの運用が始まったことを踏まえ、宮津さんはこう話しました。

宮津航一さん(21)「(いわゆる赤ちゃんポストは)無いのが理想。でも無ければ、現状救えない命がある」