熊本県八代市の小野市長は、2020年7月豪雨で被災した八代市役所の坂本支所が、今日(26日)に完成したと明らかにしました。

坂本支所は、5年前の豪雨による球磨川の氾濫で、1階が床上2mまで浸水しました。

その後、八代市は「支所は防災の拠点となる」として、一帯を約3mかさ上げし、以前の場所よりも約40m山側で再建工事を進めていました。

新たな坂本支所は2階建てで、広さが約2300㎡。コミュニティセンターや診療所、商工会などが入居する複合施設です。

八代市 小野泰輔市長「施設が出来上がったから『それで良かったね』ということではないと思う。どうすれば住民が安心して幸せに暮らせるのかを常に忘れずに、行政としてサポートしていくことが必要」

新たな支所は2026年2月16日に開所する予定です。