熊本県八代市の小野泰輔市長は、自身の就任前に行われた庁舎の建設工事をめぐり、市議会に設置された百条委員会について、「真実を市民に伝えることは大事」と述べました。

八代市 小野泰輔市長「新庁舎建設に関して色んな疑念を持たれている。それを明らかにしたいという議会の意思だと思う」

3年前に完成した八代市の新たな庁舎を巡っては、建設業者の選定の経緯や、設計から完成までの過程の不備を指摘する声が出ています。

そこで八代市議会は、調査特別委員会、いわゆる「百条委員会」の設置を12月23日に決めました。

小野市長は今日(26日)、委員会について「全ての会派が設置に合意したことは重い」とした上で、真摯に対応する考えを示しました。

八代市 小野市長「我々も必要に応じて文書を確認するなど、色々な活動を通して、真実はどうだったのかということについて市民の皆さんに伝えるというのは大事。その努力はしていきたい」