気象庁は8日、全国の広い範囲に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。5月14日ごろから各地で平年を大きく上回る暑さが続く見込みで、北海道から沖縄まで、すべての地方が対象となっています。

今回の高温予測は、各地方の5日間平均気温が「平年より1.4℃以上」高くなると見込まれる場合に出されるもので、今年は早くも全国的な厳しい暑さとなるおそれがあります。

特に北海道では+2.9℃、東北や関東でも+2℃以上とされており、5月としては異例の高温となる見込みです。

沖縄と九州南部・奄美地方では15日ごろから、その他の地方では14日ごろから、気温が一気に上昇する見込みで、農作物や家畜の管理、そして熱中症対策が必要です。

今後は「高温に関する気象情報」や「熱中症警戒アラート」が発表される可能性もあり、最新の情報に注意が必要です。

北海道 5月14日頃〜 +2.9℃
東北地方 5月14日頃〜 +2.1℃
関東甲信 5月14日頃〜 +2.0℃
北陸地方 5月14日頃〜 +2.2℃
東海地方 5月14日頃〜 +1.6℃
近畿地方 5月14日頃〜 +1.8℃
四国地方 5月14日頃〜 +1.5℃
九州北部 5月14日頃〜 +1.6℃
九州南部・奄美 5月15日頃〜 +1.4℃
沖縄地方 5月15日頃〜 +1.7℃