「トランプ関税」など貿易摩擦をめぐるアメリカと中国の初の直接協議が10日、スイスで始まりました。11日まで行われる予定です。

スイスのジュネーブで10日始まった協議には、アメリカからはベッセント財務長官とグリア通商代表が、中国からは何立峰副首相が参加しています。

米中が互いに高い関税を発動して以降、両国の高官が直接協議するのは初めてです。AP通信によりますと、10日の協議は10時間以上行われましたが、詳細は明らかになっていません。協議は11日も行われる予定です。

今回の協議についてウォール・ストリート・ジャーナルは合成麻薬「フェンタニル」のアメリカへの流入の問題も議題になると伝えています。