イギリスの中央銀行は、アメリカのトランプ政権による関税措置で景気減速への懸念が強まるなか、政策金利を0.25%引き下げると発表しました。
イギリスの中央銀行であるイングランド銀行は8日、政策金利を現在の4.5%から0.25%引き下げて、4.25%にすると発表しました。金利の引き下げは2月以来、2会合ぶりです。
委員9人のうち、ベイリー総裁を含む5人が0.25%の利下げに賛成し、2人が0.5%の利下げを、残りの2人が据え置きを求めました。
イギリスでは3月の消費者物価指数が前の年の同じ月に比べて2.6%の上昇と、伸び率が2か月連続で縮小していて、ベイリー総裁は「インフレ圧力の低下が続いている」と強調しました。
また、トランプ政権の関税措置をきっかけに「世界の貿易政策をめぐる不確実性が高まっている」と指摘し、追加の利下げについては「段階的で慎重なアプローチを続けることが適切だ」としました。
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