住民との交流などを通じ、地域への関心を高めてもらうおうと、愛媛県伊予市の子どもたちが農家の人たちと田植えを行いました。

田植えを行ったのは、伊予市の中山小学校の児童と中山認定こども園の年長組、合わせておよそ20人です。

まずは機械化に伴い使われなくなった昔の農機具を見せてもらい、米作りの歴史を学びました。みんな興味津々です。

そして、田植えに挑戦!

最初は泥に足を取られそうになりながらも次第に慣れ、およそ1時間、目印に沿って一株一株丁寧に植えていました。

(参加した児童ら)
「結構汚れてしまったけど、みんなと話して、上手に田植えできたので、良かったです」
「想像以上に足が浸かってびっくりしたけど、手つないでバランス崩さずにできたのが楽しかった」

今回の田植えは地域と学校が一体となって運営するコミュニティスクールの一環で、学校では今後もこうした取り組みを実施し、子どもたちに地域への関心を高めてもらいたいと、話しています。

なお、植えられた稲は収穫後、産直市などに出荷される予定だということです。