広島市の解体現場で8日午後、瓶が割れ、煙や匂いがあるとして、消防車などが出動しました。消防が原因を調べています。

消防と警察によりますと、午後1時ごろ、広島市安佐北区可部の解体作業現場で、「種類不明の薬品の瓶が割れ、白い煙が出た。やや刺激臭がある」と、作業員から119番通報がありました。解体されているのは民家とみられています。通報を受け、現場には、消防車10台などが駆けつけました。

現時点で、けが人や気分不良を訴える人はいないということです。瓶はすでに消防が回収していて、中身を分析するなど、原因を調べることにしています。