昨夜、山口県長門市の沖合で、ミニボートが転覆しているのが発見されました。高齢の男性2人が救助されましたが、1人は死亡し、1人は心肺停止状態です。

きのう午後8時ごろ、山口県長門市で「転覆船がいる、昼ごろ出航した船が戻ってきていない」と、仙崎海上保安部に通報がありました。

海上保安部が巡視船や航空機などで捜索をしたところ、午後10時ごろ、およそ2.5キロの沖合で転覆したミニボートを発見。その近くで原田正道さん(76)を引き揚げましたが、死亡が確認されました。また、けさ5時半ごろ、木谷明信さん(76)を救助しましたが、心肺停止の状態ということです。

2人はきのう昼すぎに釣りに出たとみられ、救命胴衣を着た状態で見つかりました。海上保安部で、当時の状況を調べています。