きょう5月8日は、語呂合わせでゴーヤーの日。沖縄県中央卸売市場ではセレモニーが行われ、県産ゴーヤーの「旬入り」を宣言しました。

【宣言】県農林水産部・喜屋武盛人部長
「爽やかな苦みをもつゴーヤーが、全国の食卓を彩ることを祈念して、沖縄からゴーヤーの日を宣言致します!」

セグロウリミバエの発生により、まん延防止を目的とした緊急防除が施行されるなかで迎えた今年のゴーヤーの日。

8日朝、浦添市の県中央卸売市場で行われたセレモニーでは、生産者を代表してJAおきなわ園芸事業協議会の仲直輝会長が「まん延防止対策で生産者の負担が大きくなっている」と話し、市場関係者に対し「食卓にひとつでも多くのゴーヤーを届けてほしい」と呼びかけました。

このあと、沖縄本島や離島から出荷されたゴーヤー、14トンが競りにかけられました。

▼沖縄協同青果 濱川昌二社長
「食卓にどんどん県産ゴーヤをのせていただいて、そうすれば価格の安定につながって農家も安心して生産できますので、県民の皆様、どうぞ消費を」

沖縄協同青果によりますと、約8割のゴーヤーに、緊急防除で検査を経た農産物であることを示す合格証が貼り付けられているということです。

箱に貼り付けられた合格証