いよいよ9日開幕です。
2年ぶりにチャンピオンシップに進出したバスケットボールB1、島根スサノオマジックは7日、沖縄に向け出発。悲願のBリーグ制覇に向け、準々決勝の相手は、同じ西地区の琉球です。

記者・昌子秀
「残念ながら、準々決勝は、アウェーでの開催となりましたが、松江市内にも、のぼりが立つなど、応援ムードが高まっています」

アウェーの地・沖縄に思いを届けたい。
松江市内の幹線道路でたなびくのぼりに、市役所の前には、大きな懸垂幕も掲げられています。
そして、SNS上にも。

「巻き起こせ 上勝気流」

7日午後、一斉投稿された島根スサノオマジックを応援するメッセージ。

松江市文化スポーツ部  星野夏貴 主任主事
「CS(チャンピオンシップ)の初戦は、ホームではなくてアウェー。遠く離れたところからでも、皆さんが応援しているメッセージが伝われば」

今年3月に設立された松江スポーツコミッションの活動から生まれたアイデアで、28団体の応援メッセージが発信されました。

そして、スサマジの選手たちは6日、鹿島総合体育館で最終調整。
チーム練習は非公開でしたが、その後の個人練習では、安藤キャプテンやクラーク選手が、3ポイントシュートの感覚を確かめるなど、それぞれが調整を行いました。

島根スサノオマジック #4 ニック・ケイ キャプテン
「今シーズンは以前よりも、より多くの選手が貢献しているし、その選手たちの想いも強い。その想いを胸に、優勝できたら」

チャンピオンシップ準々決勝は9日に初戦を迎え、2戦先勝方式。対する琉球には、今シーズン3勝1敗と勝ち越しているものの、クーリー、カークのツインタワーを中心に、インサイドに圧倒的な強さを誇ります。

島根スサノオマジック #6 北川弘 選手
「リバウンドをどれだけ戦い続けられるか。そこだけは負けたらダメ」

琉球に勝利し、準決勝の相手がワイルドカードから勝ち上がった群馬になった場合、準決勝は17日からホーム・松江での開催となります。

島根スサノオマジック #6 北川弘 選手
「島根全体の想いを背負って戦いたい。今まで携わってくれたいろんな方々の想いも背負って。最後まで戦い続ける姿をみんなに観て欲しい」

悲願のBリーグ制覇へ、まずは、今週末、沖縄に熱い想いを届けましょう。