先月、山形市内で一時行方がわからなくなった男の子の発見に貢献した訓練士と警察犬にきょう、感謝状が贈られました。

山形警察署から感謝状が贈られたのは、訓練士で飼い主でもある細野正徒さんと、11歳のオスのシェパード警察犬「フィルマール号」です。

細野さんとフィルマール号は、先月5日の夜、警察の要請を受けて山形市で行方不明となった男の子の捜索に参加しました。

男の子の枕カバーの匂いをもとに捜索開始からおよそ1時間後、街灯のない真っ暗な軒下で男の子は無事に発見されたということです。

穏やかな性格だというフィルマール号は、人間の年齢では60歳をすぎているというベテラン警察犬。

去年、高畠町で発生したコンビニ強盗事件などでも捜査に協力しています。

細野正徒さん「どんな状況でも目的の被害者なり、被疑者を追いかけるというのが自分たちの使命だと思っているので、今後一層頑張っていきたいと思う」