北アルプスの北穂高岳で6日に滑落して救助を求めていた男性が7日午前、ヘリコプターで救助されました。
足にけがをしていますが、程度は軽いということです。

救助されたのは、東京都国立市に住む51歳の医師の男性です。

松本警察署によりますと、男性は6日に北穂高岳の標高およそ2900メートルの南陵付近で滑落したもので、午後4時半過ぎに自ら「右足にけがをして自力で歩行できない」と警察に救助を求めました。

男性は、一夜明けた7日の午前8時半過ぎに県の消防防災ヘリコプターに救助され、松本市内の病院に搬送されました。

けがの程度は軽いということです。

男性は、1人で4日に上高地から入山し、6日に北穂高岳から涸沢方面に下山していました。